11117568263 BMW エンジン修理キットOEMのためのバッククランクシャフトオイルシール

1. 原理

• 機能: クランクシャフト後部（エンジンブロックから出る部分）からのエンジンオイル漏れを防ぎます。

• 設計:

  • 二重リップフッ素ゴム（FKM）シール 優れた耐熱性/耐油性。

  • スプリング付きインナーリップ クランクシャフトに対して一定の圧力を維持。

  • 金属製アウターケーシング エンジンブロックまたはリアメインハウジングへの確実な圧入を保証。

2. 目的

• 重要事項:

  • 適切なエンジンオイル圧力を維持。

  • クラッチ/フライホイールへのオイル汚染を防ぐ（マニュアルトランスミッションの場合）。

  • トランスミッションや排気コンポーネントを損傷する可能性のあるオイル漏れを回避。

• 故障の一般的な症状:

  • トランスミッションベルハウジング付近からのオイル漏れ。

  • オイルが熱い排気管に漏れた場合の焼けたオイルの臭い。

  • 目に見える上部からの漏れがない場合のオイルレベル低下警告。

3. 取り付け方法

必要な工具:

• クランクシャフトロッキングツール（BMW専用、例：BMW 11 2 300）。

• シールドライバーキット（シールの直径に適したサイズ）。

• きれいな糸くずの出ない布とオイル対応シーラント（指定されている場合）。

ステップバイステップ:

1. シールのアクセス:

   • トランスミッション、クラッチ/フライホイール（マニュアルの場合）、またはフレックスプレート（オートマチックの場合）を取り外します。

   • クランクシャフトフランジとシールハウジングを徹底的に清掃します。

2. 古いシールの取り外し:

   • シールプーラーまたはこじ開けツールを使用（クランクシャフトまたはボアを傷つけないように注意）。

3. 新しいシールの取り付け:

   • シールのリップにきれいなエンジンオイルを軽く塗布します。

   • シールを正しく位置合わせし、シールドライバーで均等に打ち込みます（ハンマーの打撃は歪みを防ぐために中心に合わせる必要があります）。

   • シールがハウジングのショルダーに完全に接触していることを確認します。

4. 再組み立て:

   • フライホイール/クラッチまたはフレックスプレートを適切なトルク仕様で再取り付けします。

   • オイルを抜いた場合は、エンジンオイルを補充します。

トルク仕様（例）:

• フライホイールボルト：60 Nm + 90°回転（モデルによって異なります）。

• クランクシャフトプーリーボルト：交換（使い捨て、通常100 Nm + 180°）。

重要な注意点:

⚠ 重要なヒント:

• 古いシールを再利用したり、乾燥した状態で取り付けたりしないでください（リップに潤滑油を塗布してください！）。

• 取り付け中の位置ずれは、即座に漏れの原因となります。

• BMWエンジンでは、シールの交換中にクランクシャフトをロックするためにタイミングツールが必要になることがよくあります。

車両互換性表